【サガシリーズ】1→2→3で仕様が変わった装備の遍歴

サガ 魔界塔士

今回はGBサガシリーズ皆勤賞であるにも関わらず作品ごとに性能が変わっていった装備品の変化を追っていきたいと思います。

皆勤賞の装備の中で威力などゲーム全体におけるバランスが変わったため調整されたものはさておき、それ以外の特殊な効果がシリーズごとに変わって言ったものをみていきます。

今回上げる装備品は名前こそ同じですが、作品を追うごとに変化していったものとなっています。

ぜひその変化の遍歴をお楽しみください。

与一の弓

与一の弓は魔界塔士サガでは単体に攻撃できるちょっと強い弓という立ち位置で、中盤の空中世界で気軽に買える一般的な武器でした。

それが2になったとたんに大出世し、江戸城や意地悪なダンジョンで手に入る超強力なダメージをグループに与える武器となりました。

入手タイミングも相まってしばらくはグループで出てくる敵のほとんどを一撃で倒せていけるため、使いかっては抜群に良く非常に頼りになります。

そしてサガ3での与一の弓は再び単体にしかダメージを与えられなくなり、吸収属性が追加されました。

ですがなぜかこの吸収属性はHPを吸収できる…というわけではなくあくまで属性が吸収というだけらしいので吸収耐性持ちに逆に吸い取られるという悲しいデメリットしかありません。

しかも光 闇の石で作製するしか手に入らない上に、ダメージも大したことなく、作れるのもステスロスに武器屋のマサムネを呼び込んだ後と結構終盤なので、それなりに早めに買える魔界塔士サガよりも使い物にならず手に入れる理由はないでしょう。

ディフェンダー

ディフェンダーは1.2ともにゲーム全般からみても終盤で手に入る強力な武器で、使用時には武器属性ダメージ半減の○武器状態になると同時に回避性能アップももちあわせています。

がこの2つはやってることは同じでも回避性能アップの部分で内容がちょっと違います。

1のディフェンダーは回避性能アップ効果は素早さを一定の数値上がった扱いで回避判定がなされるため元の素早さが低いと思ったほどの効果を感じづらくなっています。

2では攻撃と同時に素早さ関係なく約70%ほどで直接攻撃を回避できると優秀な性能を持った武器となります。

そして3になると内容が急激に変化し、攻撃 防御 素早さ 魔力+5と全てのステータスが上がる武器となっています。

当然回避率が上がるなどの特典はなく、ディフェンダーという名前は防御+5のおかげてなんとか保っているくらいになりました。

チェーンソー

チェーンソーも1.2とやっていることは同じで敵を即死させるのですが、命中の判定が違っていて、

1では使用者の力が相手の防御以下でないと絶対に命中せず、その条件を満たした上で力が高いほど命中率が上がります。

なので防御が200と異常に高い神は格好の的でその真っ二つに死んでいく様は、チェーンソーで倒すことを想定されていたのではないかと疑うほどです。

逆に2では使用者の力+10が相手の防御以上にならなければ命中せず○武器持ちを対象にする場合更に防御を2倍として計算します。

そして1では条件さえ合えばどんなボスでも効いてしまうのに対して、2ではちゃんとボスには効かないようにダウン属性が追加されデスマシーン以外のボスにはチェーンソーは通用しなくなっています。

では3はどうなっているかというとこの作品ではクラウドの町でようやく購入可能となる割にはダメージは低く追加で発生するのは防御を10下げる効果と前作までとは全く違う武器へと変化しました。

そのためわざわざ購入するほどのものではないでしょう。

まどうしのつえ

まどうしのつえは1 2 3とシリーズごとに効果が変化していった武器で

1では敵グループを混乱させ 2では全体に即死の効果を与え 3では武器として殴れてアイテムとして使用するとファイアの効果があるものとなりました。

効果は違えどどの作品でもその立ち位置は微妙で

1の混乱は敵の攻撃が全体化される事があると、味方にとってはデメリットしかないため使う意味はなく、

2では一見強そうな全体即死ですが、魔力次第なところもありますが基本的に命中率が低くさらに非売品となので気軽には使えなくなっています。

そして3ではファイアを無償で使えるがエスパー補正がないため威力は低く、武器としてもこれ以上の威力を持つ武器はすでに販売されているので使い道がありません。

でんげきムチ

でんげきムチは1ではヒットすれば例えダメージが0でも100%スタンする

(※一部の敵にはムチからみつくけど同一ターンに行動される挙動を確認)

という超強力な特典がありましたがその代わりステータス関係なく、ある程度威力が決まっているためダメージには全く期待できない武器となっていました。

そして2ではスタン確率が50%と弱体化したかわりに力依存武器となったため、力次第ではしっかりダメージも与えられるようになりました。

またダメージは力で決まりますが成長は素早さなので力を上げすぎて素早さが疎かになったキャラの育成に最適です。

3ではそれがガラッと変わって一体にダメージ+魔力を5下げるとなり、魔力低下はたしかに重ねがけすれば影響は大きくなりますが、ダメージには期待できないため、それ以上の使い道はないでしょう。

源氏の小手

げんじのこては1では真の塔一階で手に入れる以外に入手法がない非売品で、防御+15 素早さ+10される小手となります。

最終局面で手に入るゲーム中最強の小手でステータスの強化に貢献してくれます。

それが2になると同じく最強の小手という肩書は代わりませんが、性能は防御+10に○武器が付与されると飛躍的なパワーアップを遂げています。

しかも店で販売しているため入手も容易でいくらでも手に入れ放題です。

そして3では源氏グッズの一つとして店売りされていて、防御+9 回避+10 魔法防御+11 魔法回避+10 に石化耐性があります。

しかし源氏グッズは全て等しく石化耐性があるためどこかの部位一箇所に装備するだけで耐性面では事足りて、さらにサガ3ではリボンがあるので上位のメビウスの小手や属性耐性に優れているドラゴンリストが最終装備になることのほうが多いでしょう。

イージスの盾

イージスの盾はシリーズごとに対応する耐性が変わっていて、

1では戦闘中に使用すると○地震と○変化を味方全体に付与でき、状態異常をこれで全てシャットアウト+使用者が受ける物理攻撃を半減してくれるとても便利な盾です。

塔の19階の宝箱にある非売品で使用回数こそ50回と制限がありますが、賢者の石のお陰で実質無制限のようなものなので毎戦闘ごとに一度は使っておいてもいいくらい優秀です。

それが2になると秘宝の一つとして登場しそれにともない性能も格段にパワーアップしました。

まず中盤と比較的早いタイミングで手に入る上に装備するだけで○せきか れいき でんきを得るとこができ、戦闘中使用すると味方全体に驚異の○すべてを付与できます。

終盤のアポロン戦後は女神の基本装備となり、どちらも使用回数無制限という壊れっぷりは以前の探し入ーずのぶっ壊れ装備の一つとしてあげさせてもらいました。

そして3では超合金と聖なるオイルから作製できて、シリーズの掟に外れず作中最強の性能を持っています。

盾自体の仕様が変わって戦闘中に使用するということはできなくなりましたが、代わりに防御+7 回避+14 魔法防御+13 魔法回避+13に加えて○せきかと○変化で全属性を半減と優秀すぎるものとなっています。

サガ3では耐性を十分に確保できない属性もあるためこの全属性半減の○変化は最強の名にふさわしいでしょう。

おしまい

ということで今回はサガシリーズ皆勤賞装備の中で作品ごとに性能が変わっていった装備品たちでした。

名前だけみて前作と同じと思ったらなんか変わっていた…そんな装備たちの遍歴を今回の動画で知ってもらい、参考になってもらえたら嬉しいです。

ではありがとうございました。

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