今回は装備品やモンスターの元ネタを調べてみました。
知らなくてもプレイには影響ないと思いますが、これらの元ネタを知っていればさらにゲームを楽しめるので、ぜひ最後までご覧ください。
なおそれぞれ端的になっていたり、諸説あるうちの一つと言うものもありますので、補足説明などがありましたらコメント欄にコメントしてくれたら嬉しいです。
武器
悪のそろばん…ドラゴンクエスト4に出てくる正義のそろばんが元ネタでそれの正反対の名前をつけたと言われています。
レオパルト2…これは実在する戦車の名前でこれで物理を回避できるのも納得です。
エクスカリバー…アーサー王伝説に出てくる剣で実は鞘にはどんな傷を受けても血を失わない特殊効果がついているとか
グングニルの槍…北欧神話の主神オーディンが持つ槍なので、サガ2では元ネタと同じような役割となっています。
与一の弓…遠くになる扇を撃ち抜いて弓の名手と名を挙げた那須与一が名前に冠された弓です。
地獄車…柔道一直線という漫画に登場する技で胸ぐらを掴んで後ろに倒れぐるぐる回ります。
デリンジャー…実在する護身用の拳銃でルパン三世の峰不二子が隠し持ってるアレです。
ライトセーバー…元ネタはスター・ウォーズのあの武器ですが後に出た作品では名前がライトサーベルに変わってます。
むらまさ…妖刀伝説が有名な刀でそのためかゲーム中では人間に特攻を持ってます。
正宗…鎌倉時代の刀工、岡崎正宗の名前を冠した日本で最も有名と言っても過言ではない刀です。
七支刀…刀身から6つ枝分かれしている見た目の刀で、別名六叉の鉾(ろくさのほこ)呼ばれ儀式などに使われていたようです。
防具
アライのメット…現実にあるアライヘルメットというメーカーが元ネタで見た目はフルフェイスになってます。
関羽の鎧…三国志に出てくる猛将 関羽雲長の名前が元ネタの最強クラスの鎧です。
源氏の小手…鎌倉幕府の将軍源頼朝が戦の時必ず付けていった小手とされています。
エルメスの靴…ギリシャ神話にでてくるヘルメスが持っている空を飛べる魔法の靴が由来 ただ実は高級ブランドのエルメスが本当の由来で高い靴だから気持ちが軽くなるという意味かもしれません。
孔明の靴…三国志に出てくる天才軍師である諸葛孔明が由来で頭がいい=魔力が上がるに繋がっていると思われます。
敵
人型メカ系…28号は鉄人28号が元ネタですが問題があったのか名前が後に27号に変わってます。
ゼットはマジンガーZが元ネタで作中で使うブレストファイアはゲーム中では炎として使ってきます。
ライデンはロボットアニメの勇者ライディーンが元ネタですが、特徴的な技はありません。
G7は無敵ロボトライダーG7が元ネタとなっていてますが特にそれに寄せた技はありません。
妖精系…スプライト フェアリー ニンフはいろんな伝承で妖精を意味する呼び名
シルフは風を司るちょっと格上の精霊
タイタニアはシェイクスピアの作品に出てくる妖精の女王が元ネタです。
蛇女系…メデューサ ラミア スキュラ はギリシャ神話に出てくる女の怪物の名前が由来
ナーガは蛇神もしくは蛇の精霊の呼び名
マリリスは昔のゲームに登場する腕が6本に蛇の尻尾の女性型モンスターが元ネタでファイナルファンタジーでは四天王の一人として登場してます。
馬系…アはいシュケは馬の姿をした水の妖怪が由来 ナイトメアは悪夢が具現化した姿が黒い馬とされているため スレイプニルは北欧神話に登場するオーディンの愛馬でオーディンと一生に出てきます。ユニコーンは額から角が生えている馬で別名一角獣と呼ばれる伝説上の生き物です。
鳥人間系…ハーピーはギリシャ神話に出てくる女性と鳥が融合した生物
烏天狗は日本の妖怪の一種
ガルーダはインドの神話に出てくる半人半鳥の神 ニケははギリシャ神話に登場する勝利の女神です。
鳥系…コカトリスは鶏と蛇が合わさったような怪物で睨んだだけで相手を殺すことが出来たといいます。
ロックちょうは中東あたりの伝承に語られる超巨大な鳥が由来です。
朱雀は中国の伝説に登場する四神の一つで夏や南を表します。
剣系…デュランダールはフランスの叙情詩ローランの歌に登場する聖剣
カラドボルグはウェールズの伝説に登場する魔剣
アンサラーはケルト神話に登場する剣
モーンブレイド ストームブリングはファンタジー小説のエルリック・サーガに登場する姉妹の魔剣ですが正確にはストームブリンガーとなりますが文字数的にストームブリングと短縮されてます。
カエル系…四六のガマは前足が指4本 後ろ足が指6本のヒキガエルのこと
チンワセンは青 蛙 神と書いて中国の妖怪の一種
ヘカトはヘケトともいいカエルの顔をしたエジプトの女神のようです。
キメラ系…グリフォンは上半身が鷲 下半身がライオンの伝説上の生き物
マンティコアはライオンの胴体に人間の顔を持つ怪物
キメラは同一の個体内に複数の遺伝子を持つ生物の総称でライオンやヤギが蛇の混合体が有名です。
スフィンクスは通行人になぞなぞをだして答えられなかったら食い殺していたというエジプト神話の怪物
きりんは中国の伝説上の生物でキリンビールの缶に書かれたあの生き物です。
ゾンビ系…グールはアラブの伝承に登場する屍食鬼
ガストは凄まじい 恐ろしい 不快という意味をもつファンタジーに登場するアンデッドモンスター
ワイトは元々指輪物語に登場する怨霊が死体にとりついたものでした。
レブナントは死から再び蘇ってきた者のことで、意外と自らの意思があるとかないとか
木系…トレント指輪物語に出てくる木のような巨人エントが元ネタなのではとされて
縄文杉は屋久島にある巨大な杉で樹齢4000年以上と言う説もあります。
ユグドラシルは北欧神話に登場する木で別作品では世界樹と呼ばれることもあります。
レイス…スコットランドに伝わる幽霊や生霊のこと
ティエンルン…天龍の中国語読みがティェンルンとなるようです。
青龍…中国の伝説に登場する四神の一つとなり春や東を表しています。
フェンリスウルフ…北欧神話に登場する巨大な狼で別作品では発音の違いやウフルを抜いたフェンリルと呼ばれることも多々あります。
白虎…中国の伝説に登場する四神の一つとなり西や秋を表します。
すさのお…日本の神話の登場人物でヤマタノオロチを倒したとされているスサノオミコトの名前から取っているのでしょう。
ラクシャーサ…インドの神話に出てくる悪鬼で様々な動物に形を変えたり人間にさえなることが出来ます。
アヌビス…エジプト神話に登場する死者の神 墓地の神 冥界の神などと言われています。
ベヒーモス…旧約聖書にでてくる巨大な獣であまりに大きすぎるため一頭でも複数形として呼ばれたと言われています。
サラマンダー…四大元素を司る精霊のうち炎を司るのものとなります。
バシリスク…ヨーロッパの伝説上の生物で非情な強力な毒で相手を殺したり近年では見ただけでい相手を石にするとされています。
ヨルムンガンドル…北欧神話に登場する毒蛇の化け物が元ネタです。
リバイアサン…旧約聖書にでてくる巨大な水生生物で、一節には魚ともいわれています。
ぎゅうき…日本の凶悪な妖怪で頭が牛 体が蜘蛛で描かれていることが多いです。
アラクニ…ギリシャ神話にでてくる女性で織物の名手なのですが、女神との織物の競争に勝ってそのせいで怒りに触れ蜘蛛の姿に変えられてしまったとされています。
ビホールダー…ダンジョンアンドドラゴンズというゲームに出てくるオリジナルモンスターとなっていて、ある漫画が無断で登場させてクレームを受けたためサガシリーズでも後に名前をデスアイに変更させる事になりました。
イーブルアイ…ギリシャ発祥の目玉のデザインをしたガラス製の魔除けのとなっています。
アスタロート…ヨーロッパの伝承に登場する悪魔で支配者階級レベルの上位悪魔となっています。
リッチ…昔のファンタジー小説に出てくる自分を魔法で不老不死にした体をこう呼んでいたようです。
ダゴン…クトゥルフ神話に登場した下半身魚の海神とも豊穣の神ともいわれています。
クラーケン…ノルウェーに伝わるタコのような超巨大な海の怪物が元ネタだと思われます。
ウィルム…ヨーロッパの伝承上に登場する足も翼もないドラゴンのことです。
ワイバーン…ドラゴンの頭 コウモリの翼 鳥の足 蛇の尻尾の姿をした怪物となっています。
玄武…中国の伝説に登場する四神の一つとなり北や冬を表します。
殺人鬼…チェーンソーを使うことから映画の13日の金曜日に登場するジェイソンが元ネタとなっています。が実はジェイソンはチェーンソーを使わないとか
ガンダルフ…指輪物語という小説にでてくる魔法使いでこの話は後にロードオブザリングとして映画化されました。
ジークフリーㇳ…神話に登場する龍殺しの戦士ということでそのためかドラゴンソードを持っています。
ムサシ…もちろん有名すぎる剣術家 宮本武蔵からとった名前です。
つくも…漫画修羅の門の登場人物である陸奥 つくもが元ネタだとされています。
はにわ…古墳時代にお墓の周りに埋められた人形のことです。
しゃちほこ…城の店主の屋根の両端に付けられている反り返った魚の胴体にトラの頭をもった空想の生物です。
アシュラ…インドの神話に出てきたり仏教の守護神とされていたりと様々なところで名前を聞く神です。
ビーナス…ローマ神話に出てくる恋と美の女神とされています。
アポロン…ギリシャ神話に出てくる光明・医術・音楽・予言などの神とされています。
オーディン…北欧神話の最高神で戦争と死の神とされています。
おしまい
ということで今回は各装備やモンスターの元ネタでした。
数が多かったので一つ一つはかなり簡潔にしましたが、諸説あるものは一部しか触れていませんのでご了承ください。
今回の動画でそれぞれの元ネタを知る一端になってくれたら嬉しいです。
ではありがとうございました。
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