今回はサガ2秘宝伝説の戦闘に関わる能力値の意味を見ていきます。
能力値には力 防御 素早さ 魔力とあり、ただ単に攻撃のダメージが多くなる以外にも様々な恩恵があります。
なので能力値が戦いにそれぞれどのように影響するのか、を見ていきますので是非最後までご覧ください。
ちから
まず力は力の数値を参照にダメージが決まる武器や特殊能力の威力や銃器の命中率に関係する数値で、武器の倍率×力が基本的な攻撃力になります。
しかし威力は力によって左右されると言っても命中率は素早さという別の能力値が必要になり、力だけ上げていても、次第に攻撃が当たらなくなるので、力だけ上げ続ればいいわけでもありません。
力依存武器は他の能力値を参照にする武器より性能が高めに設定されてますが、それでも力を上げる優先度は低く、なんなら全く上げなくてもクリアするだけなら問題ないので、手なれたプレイヤーは力を完全に捨てて他の能力値を上げる育成をする人も多いでしょう。
一応序盤から必ず命中する兵器が登場しますが値段が高い上に、能力値が成長せず、最終盤では素早さがどんなに低くても命中するグングニルのやりとエクスカリバーが登場しますが、この武器は力が70未満のときは70としてダメージを与えられるため、中途半端に力を上げてもあまり意味はありません。
もし力路線から素早さ路線に変更するなら力依存でダメージを与えられるが、成長は素早さの鞭 電撃鞭を活用しましょう。
また銃器の命中率も人間やメカによって数値は違いますが、一定の力以上になると命中率がオーバーフローしてむしろ当たらなくなる現象も起きてしまいます。
他に力が関係することはチェーンソーやのこぎりの命中率で、この2つは力+10が相手の防御より上回っていれば命中します。
ただし○武器がある場合防御は2倍で計算されます。
なおエスパーだと力が成長する武器を使ってもめったに上がらないため、育成は難しいです。
ちなみにメカは装備品によってHP 力 防御 素早さがそれぞれ決まった数値上がり、優秀な装備品をまとめたものもありますのでぜひそちらをご覧ください。→メカの装備
ぼうぎょ
防御は物理攻撃を防御の数値×5軽減する事ができるため、敵の数が多い本作ではかなり重要です。
例えば今まで200 300ダメージを受けていたものが、防具を新調したことにより二桁まで抑えられた何てこともざらにあります。
また力のところでも触れましたが、のこぎりやチェーンソーなどの一撃死の攻撃を防ぐにも防御の数値が関係するので、上げておいて損はありません。
ただし素の防御を上げるのは困難で、盾やディフェンダーを使用した戦闘終了に上がる可能性がありますが、エスパーならまだしも人間だと滅多に上がらず、そうなると防御の大部分を防具に頼ることになります。
防御によるダメージ軽減は重要なのは間違いないのですが、耐性による無効化もそれに匹敵するくらい重要な耐久性能となるため、防御力と耐性どちらを重視してどういうバランスにするかを考えましょう。
防御の数値は状態異常の呪いになると半減されてしまい、戦闘が終了しても治らない厄介なものなので、十字架やエリクサーなどを準備しておけば安心です。
しかしそもそも呪いにしてくる敵が少ない上に、◯マヒやそれを含む耐性で完全に防げるので、頻繁に食らうことはないでしょう。
すばやさ
素早さは素早さを参照にする武器の威力に影響する他行動順 武器の命中率 回避率 逃走率に関わる重要な能力値になります。
まず素早さを参照にする武器の威力×素早さが基本的な攻撃力となります。
またメカ以外が体術で攻撃した場合、威力や残り使用回数から算出されたダメージに0～素早さの数値をランダムで加算されるので、影響は大きくないとはいえ多少プラスになります。
そして行動順は多少前後するとはいえ、基本的には素早さが高いほうがそのターン内で先に行動できます。
武器の命中率は相手との素早さ差が開いていれば開いているほど命中しづらくなり、全く素早さを上げてこなければビーナスの世界くらいでつまづきます。
ただし弓に分類される武器の命中率は自身の素早さのみ影響して相手の素早さは無関係です。
なおこれら行動順 弓系の命中率 回避率は素早さが高くなりすぎるとオーバーフローが発生して逆効果になることもあるので、注意が必要です。→素早さのあれこれ
逃走率は味方側の素早さ合計と人数 そして敵側の種族ごとの素早さの合計によって左右され、行動可能な人数が少ないほど また素早さが高いほど逃走率が上がります。
そのためNPCが増えたら逃げにくくなる といった現象がよく見られます。
素早さはサガ2で最重要といってもいいくらいの能力値で、序盤強盗が落とすパンチは素早さ育成にもってこいの嬉しい装備となるでしょう。
まりょく
魔力は魔力を参照にする武器の威力に影響する他 魔法防御 状態異常攻撃の成功率 回避率 回復行動の回復量 回復行動を受けた時の回復量 などに影響します。
魔力を参照にする武器の威力は今までの能力値同様、魔力×武器ごとの威力が基本的なダメージになります。
魔法防御は基本的に魔力が高いほど魔法のダメージを軽減できますが、乱数によるダメージ軽減となるため高いからと言って必ずしもダメージが軽くなる訳ではありません。
またあまりに魔力が高すぎると魔法防御のオーバーフローが起こります。
例えば非常階段のチンワセンは魔力62 ガンダルフは魔力75となりガンダルフの方が魔力が高いにも関わらずガンダルフのほうが高いダメージを受けてしまう…といったことが起こります。
この場合本来チンワセンの受けているダメージが正常となっており、ガンダルフの方がバグとなっています。
状態異常の成功率は当たり前ですが魔力が高いほうが成功しやすいのですが、魔力の差が一定以上あるとほとんど成功しないので、安定して当てるには相手の魔力と同等かそれ以上が望ましいです。
その逆の状態異常の回避率は魔力に比例するため、メカは石化など○マヒで無効化できないものには注意が必要でしょう。
回復行動の回復量と回復行動を受けた時の回復量ですが、自分が魔力依存の回復行動をした場合、回復の威力×魔力に加えて、回復を受けたキャラの魔力に威力をかけたものを足した数値に一定の乱数を足した数値が回復量となります。
つまり魔力が0のメカは魔力依存の回復に対してかなり不利なハンデを背負ってます。
このように攻守ともに魔力は重要な数値なので、素早さともども優先的に上げていきたいです。
おしまい
ということで今回はサガ2における能力値の意味でした。
力と防御はともかく素早さと魔力は影響する項目が多く、これらを上げておけば多くの点で有利に戦えるので、どう成長させようか迷っているなら素早さ 魔力が上がる装備を中心に使っていくと終盤でもちゃんと戦力になってくれるでしょう。
ではありがとうございました。
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