今回はサガ2秘宝伝説に登場する状態異常の症状やそれに関する事柄をまとめてみました。
これで状態異常を受けた場合のデメリットを理解でき、また味方側が使う場合のメリットがどれほどあるかが分かると思います。
ぜひ最後までご覧ください。
毒
毒はターンの最後に最大HPの1/20+αのダメージを受ける状態異常になっており、早く戦闘を終わらせないと地味にダメージが積み重なっていきます。
しかし毎ターン25%ほどで自然治癒してくれるので、そこまで焦ることはないでしょう。
ちなみに毒の治癒判定の方が先なので、そのターンで回復したら毒ダメージを受けることがないです。
味方側が使う場合そんなに大きなダメージを狙えるわけではないため、積極的に使う場面はあまりないでしょう。
毒を防ぐには◯毒が必要となりますが◯毒は毒属性のダメージをも防げるため他の状態位異常耐性とも引け劣らない有能さはあります。
サガ2で毒と言ったら毒殺バグという裏技が有名で、HPが徐々に削られてキツイというよりはバグらせるためのものと言う印象が強いです。
眠り
眠りは行動不能になる状態異常で、攻撃を受けても目を覚まさず、一定の自然治癒率をクリアしなければなりません。
その確率は36%とそれなりに高いため長く眠り続けることは少ないでしょう。
また特殊能力の治療や女神の心臓で治せるので、確実性を求めるなら使ってみてもいいです。
味方側が使う場合敵の行動を封じられるメリットは大きく、グループを対象に使えるスリプルの書 ねむりのこな などはそこまでハードルが高くないため上手く活用してもいいでしょう。
麻痺
マヒはその状態中行動不能となる眠りと同様の症状となりますが、自然治癒率が眠りより低く約25%となっています。
なので自然治癒に頼ると思わぬ長期戦を強いられることがあるかも知れません。
また眠りと同じく治療や女神の心臓で治せるほか戦闘終了でも治るので、さっさと戦闘を終わらせることに集中したほうがいいです。
味方側が使うとなるとまきつく 絡みつき まひづめなどモンスターが豊富にマヒ攻撃ができるため耐性がない敵に活用できるかも知れません。
盲目
盲目は兵器などのグループ攻撃以外の命中率が設定されている攻撃が当たりにくくなります。
しかも戦闘終了後でも治らず、モンスターに至っては盲目状態から変身してもそのまま盲目のままとなるためかなり厄介です。
しかし味方側が使うとなると命中率の低下はそこまで有効かというとそうでもなく、それならとっとと敵を倒してしまったほうが、よっぽど早いです。
具体的にどのくらい命中率が下がるか…となりますが、特に詳しい情報がなかったので、
素早さ86のアヌビスを盲目にして素早さ66の四六のガマを攻撃を繰り返してみたところ、
ヒット率は 14/100 とかなり下がりました。
混乱
混乱は行動や敵味方の選択がランダムで行われるようになってしまう状態異常で、通常ではできないような味方への攻撃が発生することがあります。
これは自然治癒することがありますが13%ほどとなるので今までの状態異常と比べるとかなり低いです。
混乱したキャラのターンが回ってきたらまず自然治癒するかどうかの判定がなされて、もし混乱したターンすぐに回復したら選んだ行動を通常通り行います。
ここで自然治療されなかったら行動内容 対象の順に決定されて、何もしないが選ばれたり、敵味方区別なく攻撃などが起こってしまいます。
なお味方が対象になる確率のほうが高く設定されています。
また混乱はアイテム無限化の裏技でも利用され、混乱中に決定された行動はたとえ回数が0でも強制的に使用し回数が減り、0回の状態で使用すると回数が255回に 更に使用すると254回=無限化が完成します。
味方側が使うと確かに敵の行動を制御できますが元々味方側が選択されることが高い上に、行動を封じるなら睡眠やマヒの方が有効です。
混乱が効くなら睡眠やマヒも効くためわざわざ混乱を選ぶ理由は少ないでしょう。
呪い
呪いは防御が半減する状態異常で自然治癒もしなければ、戦闘終了後も治らないこれまた厄介な状態異常です。
防御1につき5ダメージ軽減される事を考えると呪いは嫌な状態異常ですが、直接戦えなくなるなどの被害はありませんので急いで治療しなくても問題ありません。
しかも呪いを使ってくる敵はかなり限られていて、受けるケースが少ないためどんなデメリットがあるか知らないままだったという人も少なからずいたことでしょう。
治療手段としては十字架 エリクサー などがあり、携帯するならHPや能力の使用回数も同時に回復でき、他の状態異常も治せる汎用性の高いエリクサーが便利です。
ただし値段は張るので財布と要相談です。
逆に味方側が使うケースの場合、そもそも呪いを使用できる敵が少ない上に防御を半減させたいボスなどは大体◯マヒ持ちなのであまり活躍の機会はないでしょう。
なお◯マヒは眠り マヒ 盲目 混乱 呪い (一部)即死攻撃を防ぎます。
石化
石化は受けると行動不能になる状態異常で、自然治癒もせず、戦闘終了後に治ることもないサガ2で一番危険な状態異常となります。
行動不能になるのに戦闘終了後治ることもなく永続なので、全滅判定に入り、味方全員が石化か気絶になるとゲームオーバーです。
治療するには金の針 エリクサー 女神の心臓といくつかあり、逆に宿屋に泊まってもコテージを使っても治りませんので、ここがコテージがエリクサーの劣る点になります。
最後の世界や意地悪なダンジョンの後半に出てくるコカトリスやウォッチャーは魔力が高い上に石化攻撃を多用してくるのでかなりの脅威となり、特に意地悪なダンジョンは治療手段がなければしばらく石になったままとなるため金の針は持っておきましょう。
逆に味方側が石化を使えば敵を一撃で倒す事ができ、意外と石化はボスにも通用することが多いため最強の状態異常になります。
なお防ぐには◯石化やそれを含む耐性が必要になり、◯マヒは適応外です。
そのため今まで状態異常に無縁だったメカが逆に魔力が0のせいで石化にされやすいなんて事態が起こってしまいます。
気絶
気絶はHPが0になると陥る状態で、戦闘中自然治癒はせず、戦闘終了後はHP1で復帰します。
当然気絶は何もできなくなるので全員が気絶もしくは石化になった場合は全滅となるので注意しましょう。
治療するには女神の心臓のみしかなく、それが使えるようになる後半までは気絶したら、もうその戦闘中に復帰することはできません。
状態異常としては即死効果のあるデスや死の粉がとても脅威ですが、先程にもでましたが◯マヒで防げるのでしっかり準備しておけば被害を受ける事が少ないでしょう。
味方側が使うとなると即死は石化と同じようなもので、それなら耐性持ちが少ない石化の方が使いやすいです。
スタン
スタンは受けるとそのターン行動ができなくなる状態異常で、属性が設定されていないためどんな耐性でも防ぐことはできません。
これは鞭 もしくは電撃鞭で攻撃した際に鞭を巻き付けたと表示されることで発現して、このどちらかでダメージを与えた時に1/2でスタンします。
ただし先に行動された後にスタンさせても次のターンにスタンが持ち越されるといったことはなく、全く意味がないため、素早さが高いキャラに使わせて初めて本領を発揮します。
このスタンの恐ろしいところは耐性で防ぐことができない点で、これは味方側が使った時に特に強力で、たとえボスでも行動をスキップさせられ無力化することができます。
おしまい
ということで今回はサガ2秘宝伝説の状態異常についてでした。
敵に使われた時恐ろしい状態異常 味方が使った時頼もしい状態異常と印象は様々あったと思いますが、受けていいことは無いので耐性はしっかりしておきましょう。
ではありがとうございました。
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