今回はサガ3時空の覇者のステータスの回避 魔法回避が本当に機能しているのかを見ていきます。
回避率や魔法回避という表示があるため高ければ敵の攻撃を避けやすいんだな~くらいにしか思いませんが、実はある条件下では回避率は意味をなしません。
それら入手した情報を元に実際敵の攻撃を回避してみてどのような仕組みなっているか調べてみました。
ぜひ最後までご覧ください。
機能する条件
回避率が機能するのは人間とエスパー以外の獣人 モンスター サイボーグ ロボットとなりそれらに変身することで初めて回避が機能します。
そしてレベルが敵のレベル未満でも機能しないので、敵のレベルと同じ以上にしなければ回避率は無意味です。
というわけでそれらを証明するためにいくつか試してみます。
まず人間かエスパーとそれ以外の種族で同じ回避率にしてどのくらい攻撃を避けられるかを調べます。
この中でロボット サイボーグ 獣人は素の回避率が0になるため、装備を固めて回避を高めます。
またモンスターは装備の影響を一切受けない替わりに元々の回避率が設定されているため、個体によってその数値は様々です。
ということで人間 モンスター 獣人 サイボーグ ロボットに変身にして、それぞれ回避を67にしどのくらいの割合で攻撃を避けたか調べました。
その結果はこちらです。(回避不可のものは除外)
人間 回避67 ヒット2 回避98
モンスター 回避68 ヒット41 回避59
獣人 回避67 ヒット35 回避65
サイボーグ 回避67 ヒット37 回避63
ロボット 回避67 ヒット41 回避59
人間だけはほとんど回避せず、その他の種族は回避の数値と概ね同じくらいのパーセンテージの回避率になり半数以上で回避しました。
なお序盤では人間・エスパーへの攻撃もミスすることがあったため、回避が機能していなくても相手の命中によっては避けることもあります。
次に自分以上のレベルの敵に対しては回避率が影響しないということを検証して本当かどうか調べます。
やり方は回避率がずば抜けて高い回避89のプテラノドンに変身して、現在のレベルより高いモズマの攻撃を100回中何回回避出来るか調べます。
そしてその後レベルを同じにして同様に攻撃を100回受けてみます。
その結果はこちらです。
プテラノドン レベル27 ヒット100 回避0
プテラノドン レベル28 ヒット14 回避86
レベルが1上がって同じレベルになっただけでほぼ回避できるようになりましたのでレベルによって回避が機能したと言っていいでしょう。
なお回避不可の電撃や催眠術は対象外です
ちなみにゲーム中一番レベルが高い敵はティールの38となるため、38以上にすればどんな敵にも回避が機能することになります。
魔法回避
次に魔法回避について調べてみます。
魔法回避という名称なんだから回避の魔法版でしょ?と思うかもしれませんがどうやら魔法の回避率も回避を参照にするらしく魔法回避は無意味な数値とのことです。
なのでこれらを調べるためなるべく回避が低く、魔法回避が高い装備を獣人やサイボーグに装備させて魔法をどの程度避けれるかを検証しました。
回避が低くて魔法回避が高い装備は
アイスシールド 回避7 魔回9
メビウスマスク 回避11 魔回15
賢者の服 回避11 魔回15
メビウスの小手 回避9 魔回15
メビウスの靴 回避9 魔回15
オニキスリング 回避1 魔回14
となりこれらを装備すると回避は 49 魔法回避は96となります。
この数値ならわかりやすく、魔法をほとんど回避したなら魔法回避が影響し それほどでもなかったら回避が影響してると検証しやすいです。
ということでブラックドラゴンから魔法の攻撃を100回受けてみて、どれだけ回避できたかを調べた結果この様になりました。
ヒット55回 回避45回
回避率は45%となりましたので、魔法での攻撃の回避も魔法回避ではなく回避が影響するといっていいでしょう。
かわす
最後に防御コマンドであるかわすです。
このかわすはダメージを軽減できるのは実際に調べたので確認済みなのですが、回避率は果たして本当に上がるのかを調べてみます。
というわけで 先程と同じように回避率を49のサイボーグをかわす状態にしてどの程度回避が変わるのか検証します。
その結果かわす状態ではこの様になりました。
ヒット61% 39%で回避とちょっと運が悪いにしても回避率が上がっているようには見えないのでかわすでは回避率はあまり変わらないということで良さそうです。
なおダメージ軽減に関しましては
通常状態ではフレア318 サンダガ243 クエイク93のダメージで
かわす状態になるとフレア224 サンダガ149 クエイク0となりました。
このダメージ差は94になるのですが受けたキャラの魔法防御が94だったのでかわすは回避率は変わらないが魔法防御の数値を2倍にするコマンドということになります。
また防御5のキャラにかわすをしたところひとかげから受けるダメージが21から16になったので防御も同様に2倍になるということで良さそうです。
まとめ
これらの結果をまとめると、人間 エスパーでは回避は全く影響がなくそれ以外の種族のみ関係する数値となります。
それも敵のレベルより高いときのみ機能し、敵のレベル未満では例え人間 エスパー以外でも意味はありません。
獣人 サイボーグ ロボットは変身すると素の回避が0のため装備の回避合計がそのまま回避の数値となり、モンスターは装備に影響しない替わりに素の回避率が設定されています。
そして魔法回避の数値はただのお飾りで実際は物理 魔法ともに回避の数値が回避率に直結するため、人間・エスパー以外での装備品では回避を重視するといいです。
またかわすは防御と魔法防御の数値を2倍に上げるだけで回避率はおそらく変わっていないか、上がっていても微差レベルでしょう。
ちなみに装備での回避最高の組み合わせは
メビウスの盾15 ベレー帽15 パワードスーツ15 源氏の小手10 公明の靴10 リボンorドクロのゆびわ2を二箇所 で合計69が最高となります。
そのため獣人 サイボーグ ロボットの回避はこの69が最高値になり、モンスターではブラックドラゴンの90が最高になります。
おしまい
ということで今回はサガ3の回避 魔法回避の意味を調べてみました。
回避が機能するようにすれば面白いように攻撃をかわすこともでき、今までボス戦でダメージを受けたら全体回復するだけの戦いがまた違ったものになるでしょう。
もしボスの全体魔法に苦戦するようでしたら、回避率を高めて被弾を避ける戦いをしてはいかがでしょうか?
ではごありがとうございました。
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