今回はサガ2の魔力と魔法防御の関係について調べてみました。
サガ2では魔力に比例して魔法防御が高くなっていくのですが、ある程度魔力が高くなると魔法防御が機のしていないなんてことが起こります。
例えば魔力が低いチンワセンより魔力が高いガンダルフのほうがフレアのダメージが高くなるなんてことは魔力に比例して魔法防御が高くなる ルールではおかしなことです。
なのでそれらについて色々調べて見ましたのでぜひ最後までご覧ください。
魔法ダメージ
まず魔法によるダメージの決まり方は、基本ダメージ+乱数-魔法防御で決定されています。
この中で一番厄介なのは魔法防御でこれの計算が複雑だったので詳しく載っているサイトを参考に噛み砕いて見ていこうと思います。
基本ダメージと乱数
とその前に基本ダメージと乱数の出し方です。
基本ダメージは単純に使用者の魔力×魔法の威力となっていて、例えば魔力が99で威力10のフレア使うと990となります。
当然魔法により威力は違い 炎 冷気は5
ファイア ブリザド サンダーなどは7
ファイアの書 ブリザドの書 サンダーの書 フレアは10
フレアの書 念仏の本は13と物によって様々です。
そして乱数ですが、これは最大で魔力+1の数値が加算されるということになるため、魔力が高いほどダメージのブレが大きくなる ということになります。
そんなわけで基本的なダメージはこのとおり計算れるため、そんなに難しいことでははありません。
しかし次からは一番の問題児である魔法防御となります。
魔法防御
魔法防御は 魔法抵抗÷200(端数切り捨て)で計算されています。
その魔法抵抗とはなんぞやということですが、これは先程の(基本ダメージ+乱数)×相手の魔力で計算されます。
例えば魔力62のチンワセンに 女神でフレアを使った場合
990+1~100 × 62で 61442~67580÷200 で魔法防御が307~337になります。
しかしこれにはちょっとして落とし穴があり、この魔法抵抗が65536を越えると0にループしてしまうという欠点があります。
つまりこの67580となっているものはゲーム中では65536を超えてしまっているため2044として計算されています。
そうすると魔法防御がたったの10となり、先程の魔法防御の数値は307~327 か 0~10というのがゲーム中での正しい数値です。
これは当然敵の魔力が高いほど発生しやすく、ガンダルフは魔力が75なのでどんなに乱数で少ない数値が選ばれても余裕で65536を超えてしまうため、魔法防御が大幅に下る という現象が起きます。
この計算式に当てはめると、魔力が66以上の敵は必ず魔法抵抗が65536を超えてしまうので魔法防御が機能せず それ以下の敵の場合は乱数によって越えるか越えないかが決まり
魔力が65の場合乱数が18以上の場合に魔法抵抗がループするので82%で魔法防御が低下
魔力が64の場合乱数が34以上の場合に魔法抵抗がループするので66%で魔法防御が低下
魔力が63の場合乱数が50以下の場合に魔法抵抗がループするので50%で魔法防御が低下
魔力が62の場合乱数が67以下の場合に魔法抵抗がループするので33%で魔法防御が低下
する言うような計算となります。
おしまい
というわけで今回はサガ2の魔法防御についてでした。
これを知らないと非常階段を下ってる時にたまにダメージが低下して一撃で敵を倒せない敵が出てくる
と思ってしまいますが、実際は逆で650前後のダメージが正常で1000近くのダメージを与えるのが魔法抵抗のループによる不具合だったということが分かります。
しかし非常階段の敵たちは数も強さも段違いで、もしちゃんと魔法防御が機能していたら女神で無双できずもっと苦労する事になったことになったため、意外とこれでちょうどよかったのかもしれません。
ではありがとうございました。
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